FEATURE > HONEYEE.COM AWARD 2005
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鄭 秀和
インテンショナリーズ代表
リアル・フリート クリエイティブディレクター
http://www.intentionallies.co.jp/
「2005年はアマダナのラインナップも広がり、CDTもスタートするなど、自分にとってターニングポイントになった1年でした。また、まわりを見渡してみると、ここで挙げたマルセル・ワンダースをはじめ、ジャスパー・モリソンがドイツのロウェンタからコーヒーメーカーやケトルを発表するなど、海外の家電において新しい動きが見られました。今後の展開にも注目していきたいですね」

no1
今後の仕事のヒントになりそうな洋書2冊。
「ここ最近、文様、模様、縞などについて、古今東西を問わず掘り下げて収集しているのですが、そんな折に渋谷のLOGOSで見つけた2冊。どちらもハッとさせられる内容です。ページをペラペラめくるだけで、いろんなインスピレーションを受けますね。いま、あるアニメーション映画で都市のデザインコードの監修をしているのですが、そこにも何かヒントが見つけられそうなものでした」

no2
デザインのアイデアは、
意外なところに潜んでいる。
「CDTのプロデューサーのアザミ氏に教えてもらった、ロンドンのダニエル・スワロフスキーのショップで購入。普段は指輪をしないのですが、2つも購入してしまいました。こうしたアクセサリーも、ファッションではなく、あくまでもプロダクトのひとつとして捉えています。家電のデザインを手掛けるうえで、まったく違うカテゴリーのプロダクトからインスパイアされることもありますから」

no3
靴の大御所に特注した
宝物のペンケース。
「日常使いのモノは、職人さんの懐に飛び込むことで吉となる事が多いです。これはステファノ・ベーメルに特注して作ってもらった、ロシアンカーフのペンケース。靴の大御所が手掛けただけあって、独特のオーラを発しています。商品ではないのでロゴを入れることはできないと言っていたけど、気がついたら入っていました。よほど気に入ってくれたのでしょう。僕にとっても宝物になっています」

no4
http://www.hotelpuertamerica.com
オールスター級の建築家が手掛けた
“デザインホテル”。
「マドリッドに今年オープンしたホテルです。ザハ・ハディド、ノーマン・フォスター、ジャン・ヌーベル、マーク・ニューソンなど、オールスター級の建築家やデザイナーが設計やデザインに関わっています。実際訪れたわけではないのですが、写真を見る限りすごいことになっていて、よくこれだけのメンツを集められたな、と感心します。次回はオファー待ってます(笑)」

no5
http://www.he-marcelwanders.com/
今後の展開も要注目の
新しい家電シリーズ。
「マルセル・ワンダースがオランダの家電メーカーと組んで、新しい家電シリーズを発表しました。もともとマルセル・ワンダースは好きなデザイナーのひとり。この家電にも、彼らしい遊び心があふれています。詳しくはまだ言えませんが、自分自身も新しい家電のシリーズを考えているので、いい意味で刺激されますね。今後の動きにも注目しています」
2006年は…?
「いま、プロダクト、インテリア、建築がそれぞれ分離しているような気がします。自分たちは、それらを紡いでいく作業をやっていきたいですね。2006年は、アマダナやCDTのラインナップがさらに増えていく予定ですし、さらにサプライズがある新しいものを発表する予定です。期待していてください」
 
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