FEATURE > HONEYEE.COM AWARD 2005
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selecters
Hiroshi Fujiwara
Kiki
Seita Fukui
Tsuyoshi Takashiro
Yoshikage Kajiwara
Jun Takahashi
Kazuki Kuraishi
Shunji Mori
Sinji Aoyama
Michiharu Shimoda
Mika Noguchi
Shuwa Tei
Shuzo Kita
Kiyoshi Wako
Fumiaki Ishimitsu
Manabu Kawaguchi
Susumu Nagao
 
倉石一樹
adidasクリエイティブ・ディレクター。
http://www.adidas.com/jp/

「基本的にイギリスの音楽が好きなんですが、05年を振り返ってみるとUKよりもUS/ウエストコースト周辺の印象が強かったような気がします。いわゆるサーフ・ロックというよりポスト・ロック的な感触をもつ作品が多かった。仕事中のBGMとしてかなり聴いた気がします。つまり、いっぱい働いた1年だったってことでもありますね(笑)。とはいえUKのギターバンドの作品もいろいろ聴いた1年でした。中でも僕にとって05年のシメとなったのがイアン・ブラウン。12月頭にUKツアーがあって1週間ほど同行してきたんです。本国での人気は相変わらずすごかったです。ローゼスの頃から好きだけど、ソロとなった今も最高です」

no1
Fiction/POLYDOR(輸入盤)
http://www.ianbrown.co.uk/
なんだかんだいって、今年のシメはこれでした
06年にソロ活動10年目を迎えるイアン・ブラウンのベスト盤。これまでに発表した4枚のアルバムから選りすぐりのトラック陣を2枚組にコンパイル。DELUXE LIMITED EDITIONは写真集的な作りになっていて、adidasスーパースター/イアン・ブラウンmodelも掲載。「UKツアー行ってきたばかりなんで、僕の05年はなんだかんだ言ってこれでした」

no2
Domino/Hostess Entertainment
UKロックの新人の中で、
いちばんお薦めのバンド。
シングルのみのリリースですでに代官山UNITでの来日公演を即完売&大成功で終わらせた、シェフィールドの4人組によるシングル。本国UKでもオアシスのデビュー時くらい話題騒然とか。「現時点で日本で手に入れやすいシングルがこれ。ちなみにイアンも好きみたいです。なかなか具体的なアーティスト名を挙げない人なんだけど、このバンドは薦めてた」

no3
RUSH! PRODUCTION/Asmik Ace
http://www.rushproduction.net/
TG名義では1年半ぶり。
待望&期待通りのEP。
05年は酉年だけど“猿の年”最高でした。日本のスケーター/サーファー及び音楽ファン待望の、思えばトミー・ゲレロ名義では1年半ぶりとなった新作シングル。これまでのレイドバックしたサウンドワークから一転して、力強さを感じる楽曲が印象的。しかし相変わらず乾いた空気感+ハートウォーミングなメロディというは相変わらずTGならでは。

no4
UNIVERSAL
http://www.jackjohnsonmusic.com/
新作のたびに最高傑作を
更新し続けるのはさすが。
『Brushfire Fairytales』をリリースした01年から日本でも大人気のジャック・ジョンソン。「でも僕、このアルバムで初めてちゃんと聴いたんです。すごいはまった。仕事してる時こればっかりかけてました」気がつけば1stより2nd、2ndより本作と、新作を出すたびに“いちばんいい”アルバムを生んでいる。その急成長ぶりは圧巻。名曲揃いの全14トラック入り。

no5
RUSH! PRODUCTION/Asmik Ace
http://www.rushproduction.net/
久々ながらポエツ印、健在。
初ライブも込みでベスト。
実に6年ぶりながら美しいポエツ世界を再び繰り広げる待望の新作。「昔から好きなんです。3.や4.みたいに仕事をしてる時に聴くのにもすごくいいアルバムでした。そういえばイアンのUKツアーにも持って行ったんです。移動のバスの中で、みんなで聴いだんですけど“サウンドがいい!”と大好評。先日のライブも込みで05年ベストですね」


2006年は…?
まずはUKロック。
トミー・ゲレロの活動も気になる。
「UKロックシーンではやはりarctic monkeys。1/25にフルアルバム『Whatever People Say I am, That's What I'm Not...』が出るようなので楽しみです。UK以外ではストロークスの新作、何年か振りというトミー・ゲレロの新作なんかも注目です。TGは何かしらアルバムを出しているような気がするんだけど…どうやら違うバンド名義やミニアルバムだったみたい。ヒロシさんとTGのプロジェクトも期待大です」
 
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