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  TRUE STORY OF WATCH.  
Antiquorum Kenichi Goto Takeshi  Matsuyama Tomoyuki Tanka
 
「“ロレックスバブル”は、いまが天井だと思う」 田中知之(Fantastic Plastic Machine)
 
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Collection
 
 
パネライ/ラジオミール
 
1940年前後のオリジナルで、ムーブメントはロレックスが供給していたもの。クロコのベルトは特注。
 
 
 
オーデマ ピゲ/アリンギ
 
デイリーユースとして愛用している1本。素材は文字盤まわりがプラチナ、ベルトがチタンのコンビネーション。
 
 
ここ1年ほどで急速に時計の知識を蓄え、最近はオークションにもハマり中。そんなFPM田中知之氏に、時計に興味を持ったきっかけやこれから欲しい時計について聞いてみた。
 
 
DJ/プロデューサーとして国内外で活躍。DJ-MIXシリーズ"Sound Concierge"の最新作『#701Super Romantic』『#702 Electric Heaven』が発売中。TOKYO FM「Melody Dining」(毎週金曜日20:00〜20:55)のレギュラー・パーソナリティも務める。

http://www.fpmnet.com
http://www.myspace.com/fantasticplasticmachine
http://blog.honeyee.com/ttanaka/
 
最近の“ロレックス・バブル”はちょっと異常な感じさえする。
 
去年、40歳の誕生日の記念として、自分の生まれた年(1966年)の手巻きのデイトナを買おうと思ったんです。デイトナは以前から憧れのモデルだったのですが、手に入れるいい機会かなと思って。で、ネットや雑誌などで値段を調べてみたら、愕然としました。軒並み500万円を超えていて、「えっ、そんなに高いの?」という感じ。90年代中頃の値段の感覚でいた自分としては、まあ100万円くらいかな、と軽い気持ちで考えていたので。そこで初めて、ここ数年の“ロレックス・バブル”的な状況に気づいたんです。
 
ちょうどその頃、時計専門のオークションハウスの日本支店「アンティコルムジャパン」が設立されて、オークションのプレビューに行ったりとか、カタログを読みまくったりとかして、自分なりに時計のマーケットの動向を研究しました。アンティコルムのカタログは、眺めているだけで楽しめるんですよ。で、いろいろ調べていくと、赤サブとか、稲妻針のミルガウスとか、ポールニューマンのデイトナとかも恐ろしい値段になっていたりして……。
 
ハッキリ言いますけど、これはバブルですよ。特にロレックスに関しては、ちょっと異常な感じさえする。もちろん本当に価値のあるアンティークの値段が下がらないと思うけど、そうじゃないものまで値段が吊り上がっている気がするんですよね。
 
 
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