THINK PIECE > PHILOSOPHY ZINE TALK SHOW
PHOTO 「Philosophy」として最後の言葉。
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K: ところで『PHILOSOPHY』は今回で締めるけど、次はどうするの? 『PHILOSOPHY』がグダグダになったような『HUGE』の連載とかもあるけど(笑)
 
T: その連載は続いていくので、いずれは単行本にでもね。
 
K: で、印税生活をと思っているんだけど、全然流行らない。読んで喜んでいるのは、自分たちの同世代、昔の友たちだったりするからね。
 
T: 正直、今の段階で次はまったく考えていない。紙の媒体でやれることは1つの表現としてやったので、次は違う方法になるんじゃないかな。実は『PHILOSOPHY ZINE』では3人の編集者が中心に動いていたんですが、稼働率200%なので正直ちょっと疲れています(笑)。ただ、休むことで次のステップになることを望んでいます。
 
 
K: 今日のトークショーにしても、こんなに人が来るとは思わなかった。だけど、もしこういう『PHILOSOPHY』みたいのが好きで来てくれているのであれば、自分の仲間とかで作ってもらって、今度は逆にそういうのを読みたいなと。最近は雑誌とかの情報量って本当に多くて、情報は載っていても、意見が載っていない。見てても引っかかりがない。誰も知らない面白いものを伝えたいのであれば、なんらかの形で自分たちで表現する。それはとても楽しいことで、1人でニヤニヤするだけじゃ意味がない。俺自身は雇われライターやエディターとして雑誌で書けることは限られていて、TETも洋服を作る上で出し切れないことがたくさんある。そういう話をしてて『PHILOSOPHY』は始まったからね。

とまぁ、そんな感じでダラダラと話してきたんだけど、そろそろ時間なのかな? TET、まとめて。
 
T: だいぶ慣れたところでお別れですが、ご清聴ありがとうございました。
 
 
 
 
この翌週には、青山ブックセンター本店でもトークショーが行われた。大勢の『PHILOSOPHY』フリークが集まったなか、これまでの全号を振り返り、たくさんの思い出や裏話を披露。また、同店ではこれまで掲載された写真などを飾ったインスタレーションも行われた。まさに見応え、聞き応え充分な内容となり、『PHILOSOPHY』は大盛況のまま幕を閉じた。
 
 
 

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