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アンティコルム ニューヨーク支店 ウォッチエキスパート
ジュネーブでのウォッチエキスパート経験を経てニューヨークへ。ロレックスやチュードルに関する豊富な知識を持ち、出品される時計の査定を担当。 |
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アンティコルムでは、あらゆる種類・価格の時計を取り引きしています。もちろんメインとなるのは何百万、何千万円とする高価なものになりますが、50万円前後の物でも充分良い時計はあるんです。ただ、今は安くレアな時計が見つかりづらい状況なのも事実。そんななか僕がお勧めするのは懐中時計。1970〜80年を境にマーケットの主流は懐中時計から腕時計に移り変わり、今は比較的に安い価格で出回っている。こういった流れはトレンドのひとつであって、いずれ価値が上がる可能性は十分ありますからね。懐中時計から時計のトレンドを知ってみる、というのも面白いと思いますよ。 |
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その他で個人的にお勧めなのは、1960〜80年代のロレックスのスポーツモデル。サブマリーナ、GMT、エクスプローラーなどはそれほど価格が高騰していない。あとは最近の傾向として、ケースサイズが大きいものが注目されているので、小さいケースのものは逆に買い時なのかもしれないですね。トレンドを追いかけるのではなく、自分で見極めながら、好みの時計を安価で見つけるのも時計をコレクトする醍醐味のひとつと言えますからね。 |
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時計をコレクトする理由? こればかりは情熱としか言えません(笑)。時計というのは時間を知るための道具である以上に、アート、クルマやワインのように芸術的価値をも併せ持つ物だと思うんです。クルマのようにメンテナンスにお金はかからないし、保管も簡単で、気軽に身につけて歩くこともできる。芸術品とともに日々の生活を送れる、というのはとても有意義なこと。だからこそ、たとえ高価な物でも欲しくなるんじゃないかな。 |
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