この作品は、本当に貴重だし重要だ。私は教えられた。革命は、自分自身が行動しないと決して起こらない。でも、行動しさえすれば、それは実現可能なのだ、と。それを教えてくれたジョー・ストラマーの冥福を、私は心から祈る。そして私も行動し続けることを、心に誓った。 |
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さて、この映画をさらに楽しめる方法として、2枚のCDを紹介したい。まず、ザ・クラッシュの最新ベスト・アルバム『ザ・シングルズ2007』。これは、映画公開に合わせて、昨年末発売されたシングル・ボックスを1枚のCDに濃縮したもの。クラッシュのヒット曲が満載なので、バンドのことをこれから知りたいという人にとっての入門CDにぴったり。しかし! 熱烈なファンにも嬉しいポイントがある。これまで日本では一度もCD化されていなかった「リターン・トゥ・ブリクストン」が収録されているのだ。聴き込んでいる内に「クラッシュを好きになった理由」が走馬燈のように蘇ってきた一枚。 |
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続いては、オリジナル・サウンドトラック盤『JOE STRUMMER / THE FUTURE IS UNWRITTEN』。こちらには、クラッシュの貴重な未発表レア音源が満載! 加えて、ジョーがDJとしてよくかけていた曲からセレクトされた“ジョー・ストラマー厳選セレクション”として、エルヴィス・プレスリー、ティム・ハーディン、MC5、エディ・コクラン、ウッディ・ゲスリー、ボブ・ディラン、ニナ・シモン等の楽曲を収録。映画を二倍以上楽しめること、間違いナシである。 |
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