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─── その後に、KITSUNEのコンピに曲が収録されたんですよね。

ダニエル: 「そう。KITSUNEのジルダが『メゾン2』に僕らの曲を入れてくれたんだ。で、去年KITSUNEとディールを交わして、デビュー・アルバムを制作することになったのさ」

─── KITSUNEがUKのロック・バンドを出すなんて意外、という声が一部で囁かれてるけど、こういった意見についてはどう思う?

ダニエル: 「僕らの曲はロックだけっていうわけじゃない。確かにギター・サウンドがベースになっているけれど、色々な異なるタイプの音楽に影響を受けている。当然、ダンス・ミュージックからもね。メンバーは皆、色々なジャンルの音楽を聴いてるし」

マーティン: 「うん、ストロークスみたいなロック・バンドも好きだし、イエロー・マジック・オーケストラは大好き!」

ベン: 「南米の音楽や、クラシック、ジャズ、ファンク ─── なんでも聴いてるよ。一番好きなのはダフト・パンクだけどね」

ダニエル: 「僕ら、そんな感じで、ロックンロール以外からも様々な影響を受けてるのさ。だから相性は良いと思うよ」

─── なるほど。ところで、アルバムからの先行ファースト・シングル曲“トゥ・カット・ア・ロング・ストーリー・ショート”は、スパンダー・バレエのカヴァーですよね。なぜスパンダー・バレエを?

ルカ: 「俺とフィルは二人とも1979年生まれだし、ニュー・ロマンティックが好きだったわけじゃ全然ないんだ。まだイタリアに住んでいた頃に、市場でスパンダー・バレエのオリジナル・シングルを発見して購入したんだけど、当時は60'sサウンドが好きだったから、別に何するわけでもなかった。でも、バンドをやるようになって、これをカヴァーしたら面白いかなと思ったんだよね」

─── アルバム収録曲のレコーディングはどこで行われたんですか?

ダニエル: 「パリのスタジオで二ヶ月かけて録音したんだけど、エンジニアとミックスを担当してくれたジュリアン・デルフォードはファンタスティック! すっごくクールな男だったよ」

フィル: 「僕ら、普段はロンドンに住んでるから、パリでは録音に集中できてよかった。パリは、とってもナイスな所だしね」

マーティン: 「もはや僕らの『第2の家』って感じだよ。次は、東京が僕らにとっての『第3の家』になってくれればいいな(笑)」

ダニエル: 「アルバムは来年の3月にリリースされる予定だよ。このアルバムと共に、カザルズが世界を盗ってやるぜ(笑)!」

一同: 「Yeah!!」
 
 

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