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2002年、JAMES BONDとともにUNDEFEATEDを立ち上げる。4年という短期間で、数多くの記憶に残るコラボモデルを手掛け、LAのスニーカーシーンを一躍、世界規模に急成長させた張本人。
http://www.undftd.jp/

「もともと、パートナーのJAMESとはライバル店舗のスタッフ同士。でも、スニーカーへの愛情、店作りに対する見解などが、とても似ていたんだ。それなら、競争するのではなく、両者一丸になって提案した方が面白いのでは、と思い始めたのがUNDEFEATEDなんだ。コラボに関しては、NIKEのガムソールのホワイトダンクが最初。これはマーク・パーカー(現NIKE社長)に『ストアーオープン記念に何かやりたいか』と声をかけられてスタートしたんだ。最近では、ティンバーランドやプーマ、バンズともやっているよ。結果としてはメーカーの名前が前に出るけど、そのプロダクトは個々の企業だけでは成し得ないし、僕らも彼らがいることで具体化できる。それは双方にとって新しい価値観を生み出す、とても刺激的な作業だよ」

(私物)

「このプロジェクトが進行中の頃、僕らのクルーがハマっていたシェマグ・カッフィルスカーフからインスパイアされたモデル。最近、このパターンをよく見かけるけど、先駆けは僕らだよ(笑)」

(私物)

「バリスティックナイロンを使用したダンクは、だいぶ前のモデル。“履ける靴”を意識してモノトーンにしたんだ。でも、たまにワイルドな気分になるんだよなぁ。NBのクレイジーカラーはその好例だね(笑)」

価格未定

「トラディショナルなティンバーに、ミリタリーのヴァイブを取り入れたモデル。遊びとして、ヒール部分を少しだけクロコの型押しレザーでヒット。必ずどこかにおもしろいひねりを入れたいんだ」

UNDEFEATED JAPAN [問] 054-272-6314

2002年、ロンドンにオープンしたスニーカーセレクトショップ『FOOTPATROL(以下FP)』のスタッフ。ヨーロッパ特有の空気感を、スニーカーを通して表現し、国内外から注目を集めている
http://www.foot-patrol.com/

「初めてのコラボレーションは2002年のオープン直後。このときはTASのMANIAというモデル。その後、NIKEのエピック、ADIDASのスーパースターと続いていきました。実際、コラボレーションを行うと、希少価値に注目が集まりがちですが、僕らにとっては偏りがちなスニーカーシーンに対して、チョイスを増やすことが目的。そのため、僕らの思考やコンセプトを明確に伝えられるような実験的な手法を取り入れることが多いですね。もちろん、各メーカーによって、可能な幅や規制などありますが、それは物作りをする上で当然のこと。それを踏まえてでも、ショップという立場といち企業が、こういうカタチで共同作業を行えるのは、僕らにとっても消費者にとっても、刺激的なことなんじゃないでしょうか」

(私物)

「NIKEとの初プロジェクト。FPのコンセプトを明確に伝えるため、配色はもちろん、タンにはロンドンタクシーを刺繍し、インソールの地図をプリントしています。生産数は全部で48足」

(私物)

「FPのコンセプトカラーをベースに、踵のガスマスク(ブランドマーク)と“FP”の文字をエンボス加工で施してあります。オリジナルアイデアでは、ミリタリーテイストの強い感じだったのですが…。それも良き思い出です(笑)」

(私物)

「昨年発売したStabは、昔の某アウトドアブランドからリリースされたジャケットからインスピレーションを得たもの。これまでのミリタリー的アプローチとは異なるテイストですね」

HECTIC ディレクター、スケートチームT19のメンバーなど、多彩な才能と類い稀なセンスで多方面から注目を集める。
最近のピストブームの火付け役としても有名

「例えば、スニーカーカスタムを雑誌で紹介したりしてると思うんですが、その時点でもう既製品では物足りないぞ~って感じがしてて。そんな現状なだけに、さほどシーンについてどうこうって思ってないのが正直な見解なんですが、色々イジれるしそこにルールがないっていう部分で、日に日にカスタムする事は生き甲斐になってきてますね。特に僕の場合、競って作らなきゃ、っていう時期じゃない昔のプロダクトに惹かれる面が強くて。後からジワジワくる感じで長く履けるし。そういう後からでも伸びてくるようなスニーカーって今はなかなかないので、オリジナルで作っていったり、表現しきれない面はビッグカンパニーなどと協力してゼロから作れたら最高ですね」

(私物)

「サンフランシスコのリーコン別注です。異素材の組み合わせだったり、派手目なスニーカーが多いこの時期にこの配色であったり、シンプルなんだけど色々考えられている1足だと思います」

(私物)

「ヘックで作ったキャンバス地を使用した580です。2004年の秋くらいに作ってもらったのですが、生地の耐性の問題などで商品化できませんでした。これは特別に自分用ってことで1足だけ」

(私物)

「買ったのは最近なんですが、このトゥガードの部分がサイクリングに調子良さそうだったのでネットで探し出しました。この独特の味わいや、スケートでもいけるガムソールって部分も気に入ってます」

(私物)

「SFでTAEが履いているのを見て欲しくなっちゃって。これは現行モノで普通にアディダス・ショップで買ったモノなんですが、ボテッとしてるタイプよりこの手のシャープなモノが昔から好きなので」

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