「僕らの活動の中で広くアピールしているものと言えば、やはり音楽とファッションということになりますね。なかでも音楽レーベルは、少しずつだけれどカタログも増えて、世界中から高く評価されている。僕らのデスクに毎週、山のように送られてくるCDが、何よりの証拠でしょう(笑)。僕とMASAYAのDJプレイもツアーに行った先の世界中の各都市でとっても良いリアクションを得ているし」(GILDAS)
音楽レーベルを主に担当するGILDASはレーベルとしてのKITSUNEの成長を静かに、けれど自信を持って語る。それはKITSUNEの音楽が、当初の巷の風評とは違い、一過性のハイプではないということを証明しつつあるからだ。
「僕らが目指しているのは新しい世代のためのポップミュージック。ファッショナブルなものでは別にないんだ。実際、ファッションピープルのための音楽だと捉えられることも多いけれど、それは、僕らからすればまったくの誤解なんだよ。もっともKITSUNEの音楽をそんな風に捉えて、それで気に入ってくれている人がいたとしても、全く問題ないよ。けれど僕らのパーティに来てくれた人なら、これはファッショナブルっていうのとはちょっと違うかな、って気づくと思うけれど(笑)。そして、レーベルとしてのひとつの到達点としてはDesitalismというバンドを発掘したこと。彼らはもの凄く可能性に満ちている。すでに話題になっているけれど、今後さらに大きくなることは確実だよ」(GILDAS) |