VERSUS TOKYO in PITTI
VERSUS TOKYO、メンズファッションの聖地（メッカ）、PITTIに挑む。
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photo: Shoici Kajino text: Tetsuya Suzuki
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- では、吉井さんが考える、今フレッシュに感じるような「気分」とは、どんなものでしょうか。
- 「個別のアイテムと言うより見せ方や表現の仕方でしょうか。例えば、ブランド単体だと、インパクトが弱く、評価されづらいようなものを、それぞれのブランドやアイテムのポテンシャルの高い部分を切り取って集め、大きいかたまりとして見せるというような」
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- 確かに、このPITTIでのVERSUS TOKYOは、吉井さんの選曲によるコンピレーションアルバムといった感じですね。有名なアーティストのボーナス的なトラックもあれば、新人のヒットシングルのリミックスもあるというような。
- 「まさにそうですね。例えば、THE CONTEMPORARY FIXで売れたSWAGGERのカモフラージュドットの大半は、海外から来たお客さんが買っていきました。有名なデザイナーの方も買っていったり。海外のお客さまから人気が高かったものというのも今回、各ブランドへのリクエストの一要素でした。やっぱり、こんなに素敵なものが日本に、東京にはあるんだということを見せたかった。すでに名前が知られているブランドはもちろんのこと、他にもその予兆が感じられるブランドを積極的にセレクトしたつもりです」
