SALU × BACHLOGIC
"本当の自分"をさらけ出したSALUのファースト・アルバム「IN MY SHOES」。
12 2/29 UP
photo: Kentaro Matsumoto styling: Jun Hirano text: yk

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- 現在のSALUさんの自然体なスタイルから考えると、初めて好きになったラッパーがEminemや50 centだったというのは意外に感じますね。
- S
- 「憧れもあって、始めは彼らみたいなラッパーを目指していたんですけど、彼らのような環境で育ってきたわけでもないし、そもそも日本人だし、無理だったんです。真似前提のスタートだったから、結局偽物でしかなかったんですよね。だから、変に飾ったり偽ったりせずに、本当の自分で勝負するようになったんです」


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- 今回のアルバム中の楽曲"The Girl On A Board"や"To Come Into This World"に参加している鋼田テフロンさんは、他にも多くのアーティストの楽曲で素晴らしい歌声を披露されていて巷では大人気ですが、今後ソロとしての作品をリリースする予定はないのでしょうか?
- BL
- 「どうなんでしょうね(笑)。僕としてもテフロンに曲を書くとしたら、というイメージがまだ定まっていないところがあるんですよ。でも、本人のモチベーションは高いと思いますよ」
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- ファースト・アルバムを作り上げた今、今後に見えてきた目標や課題はありますか?
- S
- 「作品は聴いてもらって初めて存在理由が生まれるものだと思っているので、今は"In My Shoes"をたくさんの人に聴いてもらいたいと思っています。また、ここ2、3ヶ月で、こういう曲でこういう風に歌えばもっと伝わるんだという発見や、伝えたいこと自体も増えてきたので、立ち止まらずにどんどん新しい曲を作っていきたいですね」
- BL
- 「One Year War Musicとしては今後も良いアーティストがいればリリースしていきたいと思っています。でも無理にやる必要はないと思っているので、そこはマイペースに続けていきたいですね。SALUに関しては先の予定はまだ無いですけど、レーベルやリリースに関係なく、今後も一緒に曲を作っていきたいと思っています」