WE NEED MORE BLACK
照井利幸×西山徹
"WELD"がつなぐ自由な表現
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photo:Kentaro Matsumoto text:honeyee.com

- T
- 「地方に持って行くということも考えていて、それにはやっぱり東京で定着させないといけませんね」
- ──
- 地方の方も見たがると思います。
- T
- 「地方だからそういう思いが強いというのはありますよね。そういう子達って地方で孤立しちゃうじゃないですか」
- N
- 「定期的にZINEを送ってくれる子達がいるんです。いろんなものを見てどんどん精度が上がっていくんですよね。最初はファッションっぽいところから始まっていたりするんですけど、自分の内側の表現すべきことにフォーカスして精度が上がっている感じがすごくあります。そういう意味では、都内ではそういう子はいないですからね。やはり地方から何冊か送ってくれる人たちが多いです。彼らも都内に来て展覧会をやったり、カフェを借りて展覧会をやったり、それぞれの持ち場でやっているみたいですけどね。そういう繋がりがいろんなところで出来てくるといいなと思います」

- ──
- それこそWELDという言葉に象徴されていますね。
- N
- 「お互いが育つといいですね」
- T
- 「自然と地方と結びつくようになれたらいいなと思います。地方から影響を受ける部分はあるだろうし、素朴さやハッとさせられることが沢山あるかなと思います」
