THINK PIECE > Nicholas Taylor in Copenhagen
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  80年代ニューヨーク・シーンの最前線で、バスキアとともに鮮烈な“生き様”を体験したアーティスト、ニコラス・タイラー。マイケル・ホルマン、ウェイン・クリフォード、ヴィンセント・ギャロらと実験的なサウンドをエネルギッシュに昇華した伝説のバンド“gray”での活動を経て、バスキアはペインティングに専念。そしてタイラーは音楽の道を歩むことになるのだが、その鮮烈な時代の瞬間を彼は写真として切り取って残していた。混沌した当時の熱気を封じ込め、それゆえ、ある種のノスタルジーを漂わせるタイラーの写真。その最も印象的な作品は、今は亡きバスキアのエキセントリックなポートレートであろう。
 
左からサトル・イノウエ(the inoue brothers)、ニコラス・タイラー、鶴田研一郎(STYLE)、キヨシ・イノウエ(the inoue brothers)
 
  その彼のフォト・エキジビションをスタイルの代表である鶴田研一郎が、コペンハーゲンで開催されたデザイン・フェス、“ワンダフル・コペンハーゲン”においてプロデュースした。そのエキジビションはニューヨークが最もニューヨークらしかった時代のクレイジーでアンダーグラウンドなシーンから生還したニコラス・タイラーにマッチしたエキサイティングなものであったという。
 
 

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