── 10周年でCDを作ろうと思ったきっかけは? |
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「10周年という節目もあったし、原点回帰というか。これまで私とタキちゃんの間でお互いの好きな音楽がリンクしていて、洋服作りの上でもそこがベースになっているから。根本が音楽なら、じゃあ作ってみようかって。ただKatieっぽい既存の曲を集めてのコンピはあまり意味がないかなぁとも思って。昔からただ好きなバンドのTシャツを着るのではなく、例えばコートニー・ラブとか影響を受けたアーティストのスタイルをあくまでソースとして取り入れたオリジナルで勝負する。そんな考え方がこれまでのKatieを作ってきたし、それが私たちそのものだから。オリジナル楽曲で作ったのも、そこがきっかけかなと思います」(Linda) |
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── オリジナル楽曲で、しかも作詩も手掛けるって大変だったんじゃないですか? |
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「楽曲を作ってくれた人たちもある意味とっても硬派な人達なので(笑)。はじめ緊張もしましたが、こちらのオーダーするスウィート な事柄を紳士的な態度で一生懸命理解しようとしてくれてありがたかったです。もちろん、古くから付き合いのある人も絡んでいるので私たちを分かってくれてたし。最初からお互いのカルチャーを理解しあうというより、Katieとの共同作業っていうスタンスで始めることが出来たので。でも、そこから生まれるギャップが逆に面白いし楽曲の魅力かなと思います。楽ではなかったけど、お互いの世界観を融合する作業が楽しかったです」(Linda) |
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── こんな曲にしたいとかはあったんですか? |
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「私が詩を書いたんですが、最初から何となくの世界観はあったので、それを基にみんなで話し合って。そして出来上がった感じですね。もちろん、こんな曲でみたいなリクエストはしてました」(Linda) |
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