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| ── 今回のエキシビションでも大注目だったY3とのコラボレートシューズ“FAC51-Y3”について。まずは、このモデルの特徴を教えてください。 |
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| K： |
「そもそもこの“FAC51-Y3”は、Y-3が初のイギリス直営店をマンチェスターにオープンするにあたっての記念モデルです。Y-3の上品さとハシエンダのポスト・モダンな雰囲気が上手くシューズに落とし込まれていますね。ちなみに、先行発売したUKではすでに定価の3倍～4倍の値段で取引されていて、なかでもマンチェスターが一番熱いらしい！」 |
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| ── ハシエンダのご当地ですもんね。ところで、倉石さんからみた“FAC51-Y3”って？ |
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| K： |
「完成度が高いから、個人的には実際に履くよりも飾っておきたい一足ですね。それこそピーター・サヴィルのアートピースとして。あと、細かいディテールに“らしさ”が散りばめられているのも面白い。よく見るとスリーストライプスの配色がハシエンダを象徴するブラック×イエローだったり、シューズボックスがハシエンダのダンスフロアを俯瞰でみた時の形だったり。かなり芸が細かいです」 |
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| ── 最後にずっと気になっている質問を一つ。FAC-51ってどういう意味なんですか？ |
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| K： |
「最後にその質問（笑）。FAC-51ってファクトリーが付けたハシエンダのカタログ番号です。レコードを作るようにハシエンダを作るというニュアンスで。ちなみにFAC-1はファクトリー創設時のイベントのフライヤー。このクリエイティブな感覚もハシエンダの魅力です」 |
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