───二人に会うのはちょうど2年ぶりで、ちょうどその時期からシャルロットとのアルバムの制作がスタートの時点ということだったわけですが、この2年はシャルロット・ゲンスブールのアルバムもあり、ジャン=ブノワはソロ・アルバムの「DARKEL」もあり、大忙しだったのでは? この3つのアルバムは同時進行だったのですか? |
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N: |
まさにそうだったんだ。シャルロットは映画で忙しいからずっとスタジオにこもれるわけではなかったしね。僕たちは彼女に曲を書きながら、同時に自分たちのための曲も組み立てていったんだ。 |
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───ジャービス・コッカーやニール・ハノンのゲストや、プロデューサーナイジェル・ゴドリッチも同じプロダクションでしたね。 |
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N: |
そう、一緒のクルーで、みんな同時進行だった。 |
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───さらにジャン=ブノワは同時期にソロも制作だったというわけで、これは少し違って意図的にポップで明るい方向に制作したのでしょうか? |
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JB: |
あのソロ・アルバムはその時期の自分のムードがダイレクトに表れたアルバムになっていると思う。僕たちはインスピレーションの奴隷だよ。なにかアイデアが浮かぶと、もはやそれを音楽という形で表現しないと気が済まないんだ。 |
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