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───二人に会うのはちょうど2年ぶりで、ちょうどその時期からシャルロットとのアルバムの制作がスタートの時点ということだったわけですが、この2年はシャルロット・ゲンスブールのアルバムもあり、ジャン=ブノワはソロ・アルバムの「DARKEL」もあり、大忙しだったのでは? この3つのアルバムは同時進行だったのですか?
 
N: まさにそうだったんだ。シャルロットは映画で忙しいからずっとスタジオにこもれるわけではなかったしね。僕たちは彼女に曲を書きながら、同時に自分たちのための曲も組み立てていったんだ。
 
───ジャービス・コッカーやニール・ハノンのゲストや、プロデューサーナイジェル・ゴドリッチも同じプロダクションでしたね。
 
N: そう、一緒のクルーで、みんな同時進行だった。
 
 
───さらにジャン=ブノワは同時期にソロも制作だったというわけで、これは少し違って意図的にポップで明るい方向に制作したのでしょうか?
 
JB: あのソロ・アルバムはその時期の自分のムードがダイレクトに表れたアルバムになっていると思う。僕たちはインスピレーションの奴隷だよ。なにかアイデアが浮かぶと、もはやそれを音楽という形で表現しないと気が済まないんだ。
 
 
───二人はいつもスタジオにいるのが大好きで、家とスタジオの往復だと言っていたけど、その生活はつづいているのですか?
 
N: (苦笑)…これまで以上だね。
JB: 日本人のように働いてるよ…(笑)。
 
───二人がパリで夜出歩いてるとか、遊んでるのを見かけたなんて話、聞かないですね(笑)。もはや厭世的というか…。
 
N: パリって、毎晩同じ人が場所を変えてはパーティしてるだけでしょ? 僕らはそんな群れに交じって同じ方向に向かうのはいやなんだ。
 
───今回は東京でも遊びにいく時間もないまま帰ってしまうそうで、とても残念だけど…。夏にはまたツアーで戻ってきてくれますよね?
 
N: もちろん。まあこれからリハーサルでどんなスタイルになるか分からないけれど。前回はキャンセルせざるを得ない状況になってしまって、みんなをがっかりさせてしまったから…。夏にはステージに戻ってくるよ!
 
 
 
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エール 『ポケット・シンフォニー』
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