ONWARD
スターバックスが日本上陸して15年。
藤原ヒロシが米スターバックス会長Howard Schultzを迎え、その未来を探る。
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photo:Kentaro Matsumoto(portrait) text:honeyee.com


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- スターバックスのチャリティーライブにはヒロシさんも参加されて実際に仙台のお店にも行かれたと思うのですが、場の雰囲気はいかがでしたか?
- HF
- 「お店のスタッフの人たちが温かく迎えてくれて、そして会場全体が楽しんでくれている様子がすごく良かったです」

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- スターバックスで働く方々は、それぞれが自分の仕事に誇りをもって楽しんでいるように感じるのですが、そうした雰囲気作りはやはり創業時から意識されていたのでしょうか?
- HS
- 「スターバックスの価値は、世界の基準を作ったことにあると思います。そういう意味で、スターバックスのパートナーは自分自身よりも大きな存在の一員として働いているという自覚があるのだと思います。今の時代、若い人に命令して仕事をさせる方法は正しくありません。押しつけるのではなく、スターバックスでは社員一人ひとりが自発的にお客様とコミュニティーに対して仕事をしたくなるようなシステムを作り、それが会社のスピリットにもなっています。これは日本だけではなく、世界中のスターバックスに共通することで、私自身、そのことを誇りに思っています」
- HF
- 「社員を従わせて仕事を押し付けるのではなく、自発性を促すという姿勢は素晴らしいですね。それにスターバックスのお店は、お客さんとパートナーが同じ目線で話せるという雰囲気と絶妙な距離感が快適でいいですね」