THINK PIECE >村上隆×ホセ・パルラ
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村上隆
  1962年、東京生まれ。アーティスト。カイカイキキ代表。
無名の若者のための美術市場アートイベント「GEISAI」を主宰する一方、六本木ヒル ズのメインキャラクターやルイ・ヴィトンとのコラボレーションなども手がける。自身のキュレートによる展覧会「Little Boy: The Arts of Japan's Exploding Subculture」は、2006年「ベスト展覧会」を受賞(ニューヨーク/AICA)、大きな 人気を博した。2007年にはLAMOCAにおいて巡回する回顧展を開催予定。
http://www.kaikaikiki.co.jp/
 
ホセ・パルラ
  1973年、マイアミでキューバ人家族に生まれ、現在はニューヨークをベースに活躍するアーティスト。
彼の作品はアニエス・ベーやトム・フォードにもコレクションされ、全米各地、パリ等で展示、個展を行っている。
http://www.joseparla.com/
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J …Jose M …村上隆
J 「最初に会ったのはロックフェラーセンターでやっていた(村上氏の)エキシビションだったと思う」
M 「“リトルボーイ“のエキシビションのオープニングだった。覚えてるよ」
J 「そう、ちゃんと会ったのは“リトルボーイ”のジャパンソサエティーのエキシビション。覚えてる? ビヨークもいて、すごくたくさんの人でごったがえしてた」
M 「 去年の春だね。…すごく込んでてホセのペインター仲間もいっぱいいて」
J 「そう、David EllisやRoasterも一緒に」
M 「David Ellis、いたの?」
J 「いたよ(笑)。あとEric Chris Mendozaもいた。みんなでブルックリンで会って電車で行ったんだよ」
M 「ありがとうございます(笑)。そのときは、アーティストとしての交流ではないんだよね。最初のアーティストとしてのオファーは僕が出演するFM TOKYOのニューイヤースペシャルの番組じゃないかな」
J 「あとLA」
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M 「あ、そう、僕、ホセの作品を買ったんだった!」
J 「チホ アオシマがLAでエキシビションをやっいて、ちょうど、その近くの別のギャラリーで僕のエキシビションもあって、挨拶をしにいったら村上さんがいて、『what's up, TAKASHI~!』って。それでその後みんなでギャラリーに行ったんだよね」
M 「そうそう、ちょうど“リトルボーイ”の展覧会ですぐあとだったんだよね。だから印象に残っていた。で、連れて行かれたのが、展覧会のオープニングの前日で、まだ売れてなかったから、買ったんだよ。ペインティングが2つだったよね?」
J 「うん。ペインティングが2つ」
M 「いや、なんか、ホセが面白いから買ったんだけど (笑)」
J 「オモシロイ?」
M 「大体、人が面白いと作品って良くなる。僕はだいたいそう思って買うよ。ホセの作品を最初に見た時は『うわ!すごい!!』って……、思わなかったんだけど(笑)」
J 「あっはっは!」
M 「ホセは良い人。アーティストとアートピースは強く関係するから。大事なのはこの先、どういう方向にもっていくか。ホセは本当に面白い人だからペインティングもこれから、もっと良くなる可能性があるってこと」
J 「うん、変わっていく」
M 「ずっと良くなるよ」
J 「ずっと良くね」
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M 「友達としての関係の方が強いけどホセのこれからのアート、次のエキシビションもすごく興味がある。でも大体そんな感じだよ、出会いって。“ご縁”だね。ホセ“ゴエン”って日本語、知ってる?」
J 「“エン”がMIX!」
M 「なに縁がMIXって(笑)」
J 「縁がある!」
M 「なんで縁がMIXなの?」
J 「このあいだラジオで言ったんだよ。新しいスラング(笑)」
M 「それは、流行んないよ」
J 「じゃあこれは、『ショーワゲンジン!(昭和原人?)』」
M 「あっはっは~!」
村上隆レギュラーラジオ番組
「村上隆のエフエム芸術道場(毎週土曜日深夜3~4時)」FM TOKYO
http://www.kaikaikiki.co.jp/

インフォメーション
3/12(日)東京ビックサイトにてGEISAI#9を開催。
GUCCIグループオーナーフランソワ・ピノー氏をはじめ審査員の顔ぶれも多彩
http://www.geisai.net/

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