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エイベックス創立20周年を記念に発足した、大沢伸一、田中知之（FPM）、☆Taku Takahashiによるプロジェクト、ravex（レイベックス）。昨年にリリースされた、あのジュリアナ東京を象徴するレイブ・チューン"Can't Undo This！！"をネタにしたエレクトロ・ハウス"I RAVE U"は、DJの「飛び道具」としてフロアに投下され大きな話題となったが、このたび、そのravexによるアルバムが遂に完成した。

「21世紀のJ-POP」、「ダンスミュージックとJ-POPの新しい融合」をテーマに掲げるravexによる本作には、安室奈美恵やBoAなど、エイベックスが誇る看板アーティストに加え、後藤真希、さらにはDJ OZMAまでもがフィーチャリング・アーティストとして名を連ねる。

本作では、安室奈美恵、土屋アンナ、BoAなどのヴォーカリストがravexのエッジの効いたトラックとの高い親和性を感じさせ、続く後藤真希が大人びた歌声を披露。TRF"survival dAnce"をMSTRKRFTばりのヘヴィーなエレクトロに仕上げた"V.I.P.P."でm-floのVERBALがスキルフルなフローを聴かせたかと思えば、アルバムのトリ"I RAVE U"のヴォーカル・バージョンでは、DJ OZMAが「したい！したい！したい！君とやらかしたい！」とハイテンションで叫び出す......。良い意味で「なんでもアリ」のお祭り仕様。エイベックス20周年を記念するに相応しい仕上がりとなっている。

また、ravexプロジェクトのヴィジュアル面を担当するのは手塚プロダクション。初回限定版のDVDには手塚プロダクションによるオリジナル・アニメーションが収録される。

さらに、明日、4月10日（金）には、日本科学未来館にてエイベックス創立20周年を記念するパーティが行われるので、そちらもお見逃しなく。

Text:honeyee.com