TRUSSARDI 1911
トレンドを先読みしたハードなスタイルで見せた、
リミテッドエディションのレザーコレクション。
09 11/18 UPDATE
かつてジル・サンダーなど数々の有名ブランドで手腕を振るったミラン・ヴィクミロヴィッチがディレクションを行うトラサルディ1911は、今季でスタートから3シーズン目を数える。
2009F/Wでは、イギリス貴族の乗馬文化とアメリカのカウボーイのスタイルをミックスすることで、フォーマルとカジュアルの境界を崩した独特のバランスをつくり、ひとつのスタイルに固執することをナンセンスだと語る、なんとも彼らしいアプローチを見せている。
こちらに置かれたレザーコレクションはリミテッドエディション仕様で、今シーズンのコレクションの核となるレザーアイテムに、ふんだんにアイレットを取り付け、ハードな印象を打ち出している。
ヴィクミロヴィッチが唱えるファッションにおける思想は、自由で開放的であり、それゆえに彼が手掛けるコレクションは、前進ワンブランドで固めるのではなく、あくまでミックスでの着こなしを前提に提案されている。ひとつひとつのピースは確かな質と実用性があり、様々なコーディネイトへの適応力に秀でている。ブランドビジネスの立場から、このようなファッションの本質を突く手法は大胆かつ新鮮であり、彼らのクリエイションの資質をより輝かせている。
Text:Tsuneyuki Tokano
Photo:Masaki Sato
スニーカー 81,900円[税込]
ベルト 50,400円[税込]
マネークリップ 35,700円[税込]
ウォレット 45,150円[税込]
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