Christian Louboutin
クリスチャンルブタン ジャパン設立に伴うプレゼンテーションが開催
09 11/02 UPDATE
パリのシューズブランド、クリスチャン ルブタンのシューズは、世界中の女性を虜にするエレガントでセンシュアルなフォルム、そしてアイコニックなレッドソールで知られている。このたび、クリスチャンルブタン ジャパンの設立に伴って、デザイナーのクリスチャン・ルブタン来日のもと、プレゼンテーションが開催された。
キャンドルの光とスポットライトに照らされた、レッドとブラックを基調としたムーディーな会場では、レディス、メンズの代表作やスペシャルプロジェクトとして発表されてきた作品を、晩餐会というコンセプトのもと、剥製や食器とともにディスプレイ。官能的で遊び心も感じさせるブランドのクリエイションが反映されていた。なかでも目をひいたのが、6月に急逝したマイケル・ジャクソンへのトリビュートとして生まれた、スタッズがあしらわれたホワイト×ブラックのレースアップシューズだ。これはジャネット・ジャクソンがオーダーし、マイケルを偲ぶイベントなどで遺族が身につけていたともいわれる。そのほか、スタッズとロゴパッチが印象的な新作のレザーハイカットスニーカーもいち早く並んでおり、メンズコレクションの今後の展開に注目したい。
また、2007年に開催されたパリのカルティエ現代美術財団でのデヴィッド・リンチの個展のために作られたスペシャルなシューズ、そしてリンチがそれらのシューズを撮りおろした写真作品"Fetish"も同時に展示された。リンチならではのフェティッシュでミステリアスな世界観と、ルブタンの豊かなイマジネーションが見事に融合し、見る者をとらえる圧倒的な存在感を放っていた。
ファンの間では直営店のオープンや扱いショップの拡大など、ブランドのさらなる飛躍が期待されてきたが、2010年春には、松屋銀座に国内初のブティックがオープンする予定だ。
Text:honeyee.com