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デザイナー渡辺真史が感化される、さまざまなファッション・スタイル・カルチャーが複合することで、日々新しいメンズファッションを編集し続けるベドウィン。人気の八分丈パンツは、ファンのみならず好評で、ストリートの新定番になりうる勢いを見せている。

その新しい展望の一環として、販売店舗であるブルーレーベルストア 原宿店にて、BARBER（※床屋）を連想させるスペースを設け、ブランドのイメージソースとなっている資料などを公開するプレゼンテーションを来月10/14まで、同じくビューティ＆ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店では、10/15～11/12の期間で開催される。

またこれに近いイベントとして、ユナイテッドアローズ 原宿本店 ウィメンズ館では、10/5までアメリカーナのショップインショップのイベントも開催している。

このような試みの意図は、ブランドの世界観を構成する多くのファクターを披露することで、デザイナーの意匠を伝えるだけでなく、消費者との距離を縮めるためのコミニケーションを目的としている。

仮にファッションがひとつのヴィジュアルコミニケーションであるとするならば、こうしたアプローチは、人々を有機的に繋ぎ新しい関係性を作る上で、非常に効果的な役割を果たしてくれることであろう。

Text:Tsuneyuki Tokano