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先日グランドオープンを果たし、店舗スペースの拡大とともに、新たなスケール感を手に入れたクロムハーツ トーキョー。商品構成もさらにレンジを広がり、世界に点在するフラッグシップショップのなかでも指折りの内容となっている。続々と入荷する最新作も、ひとつひとつの精度が高まり、また一歩深みを増している。

その傾向のひとつが、ユニセックスなアイテムの増加であり、マスキュリンでもフェミニンでもない、ジェンダーレスな魅力を打ち出している。

この4点のどれもが該当する製品であり、すべてを可能にしているのが、何時いかなる時も彼らがバランスを保ってきた、ハードさとエレガンスの両立にある。他の競合ブランドと比べ、このアドバンテージがあったからこそ、必然的に現在のポジションに立つことができたのであろう。

このように、リチャード・スタークのライフスタイルから創造されるクロムハーツの世界は、いくつもの強いファクターによって支えられ、独自の進化を成し遂げている。

Text:Tsuneyuki Tokano
Photo:Masaki Sato