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シチズン時計が昨年9月から始めた『リアルスケールプロジェクト』。これは“ニッポンの時計をもっと楽しく、さらに面白くする”をテーマに掲げたスペシャル企画。多彩な分野のクリエイターとのコラボレーション時計を制作して話題を集めている。

最新作はスタイリストの山本康一郎がデザインを担当。ちなみに、過去に様々なプロジェクトを手掛けてきた彼も時計のデザインは初めて！文字板やケース、バンドといったすべてのディテールをブラックに統一することで、自身のこだわりである“スタイリングの引き算”を具体化。どんなシーンにおいても主張しすぎない、シンンプルで存在感のあるデザインに仕上げられている。さらに忘れてはいけないのが、シチズンの時計らしい高機能の数々。アナログとデジタルのふたつを楽しめる二重液晶構造を採用。世界30都市およびUTC（協定世界時）の時刻、カレンダーも表示できる。

独創的なクリエイションを生み続ける山本康一郎と、世界屈指のハイクオリティと称されるシチズンの邂逅。両者の必然かつ、運命的な出会いによって時計の新しいベーシックが誕生した。

Text:Atsuo Watanabe
Photo:Masaki Sato