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現Supremeのヘッドデザイナーで元Earnest Cut & SewのメンズディレクターであるBrendon Babenzien、フィルム・ディレクター及びアマチュアのレーシングドライバーとしても活躍するMr.Skiny、冒険家であり起業家でもあるSpoon Singh、この異色の3人が立ち上げたシューズブランド〈Aprix〉。

ファーストコレクションとして登場したプロダクトは、セーリング・シューズをイメージしたカジュアルなルックスに、ライニングには高級感溢れるレザーを採用。シンプルだが品の良さが際立つ、洗練された仕上がりとなっている。

「個々のバックグラウンドが違うけど、ボートやセーリングといった共通の話題で意気投合して、〈Aprix〉を始めたんだ。実際に最初のモデルは、セーリング・シューズをソースに、船でも街でも履けるデザイン、機能を落とし込んでいるんだ。最近のスニーカーは、メーカーが大きくなりすぎたため、どうしてもマーケティング先行になってしまう。〈Aprix〉では、流行に左右されず、20年を経っても色褪せない、そんなシューズを作りたいと思っている」と語るのは写真のBrendon Babenzien。

都内での展開は「International Gallery BEAMS」、「Vendor」と、取扱い店舗からも既存のスニーカーマーケットとは異なるアプローチが伺える。また、来シーズンには新たなモデルを3型導入予定。今後の展開にも注目したい。

Text:honeyee.com