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自らもスケーターとして名を馳せる森田貴宏が主宰する映像制作プロダクション「FESN」。これまで数多くのスケートビデオに加え、THA BLUE HERBのドキュメンタリー映像なども手掛けてきた。とりわけ、2000年に発表した『43-26』は日本のスケートボード映像作品史上最多のパッケージメディア販売数を誇るなど、映像作品として実に高い評価を得ている。

そんな「FESN」の最新作『overground broadcasting』が遂に完成。

本作では、日本のスケートシーンはもちろん、アメリカやイギリス、さらに北欧でも撮影を敢行。100人以上にも及ぶスケーターのライディングに、日本のアンダーグラウンドミュージックが重なることで、全体を通して「FESN」特有の空気感を生み出し、従来のスケートビデオとは異なる作品性の高い映像に仕上げられている。なかでも見所はマーク・ゴンザレスのパート。奇想天外な魅力を放つカリスマスケーターである彼を、「FESN」のフィルターを通していかに表現されているのか、注目したい。

なお、5月16日には中野区立中野ゼロホール（小ホール）にて、完成試写会を開催。是非、スクリーンを通して『overground broadcasting』の世界観を感じてほしい。

Text:honeyee.com