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オキナワン・テクノ・ツインズの琉球ディスコが、夏に活動しないわけがない！ とベタなフレーズを使いたくなるくらい、圧巻の３ヶ月連続シングルリリース！ しかもすべてフィーチャリング・アーティスト入りという意欲作です！

まずは、6月に発売されたビークルを迎えた『NICE DAY』。いま話題のニューレイヴシーンとも共振するような、ダンスロックチューン。ビークルのボーカルは、琉球ディスコのトラックとも相性バッチリのようだ。

お次は７月リリースの『ナサキ』。こちらは同郷のモンパチことモンゴル800をフィーチャー。またまたロックでダンスなアッパーもの。両手を挙げて大合唱しながら、反復横跳び並みに飛び跳ねるオーディエンスが容易に想像できる。

最後は８月に発売されたばかりの『夢のFUTURE』。ここで迎えられたKOTOMIは大阪出身の18歳、現役高校生シンガーだ。全２作とは毛色を変えて、キラキラなスぺーシーエレクトロ。優美なメロディが気持ちいい歌モノダンストラックといった雰囲気だ。彼らの懐の深さ、幅の広さを改めて感じさせてくれる。

メジャーデビューということで、挨拶となる３枚のはず。が、これですでに彼らの大いなる可能性を提示してしまった。ロックのダイナミズムを活かした味付け的アレンジ、テクノの上にボーカルをのせるトラックと自由自在。今回は自身名義であるが、そのうちプロデュース業も!? という予感もさせる。もうすぐ発売となるアルバムにも、また新たなゲストを迎えた曲も入るという噂。この夏は琉球ディスコで踊り、そして、歌いたい。