07 9/20 UP
1992年の開店以来、代官山の名所となっていたA.P.C. DAIKANYAMA HOMMEが、さる9/15、「A.P.C.HOUSE」というコンセプトを基に、リニューアルオープンを果たした。インテリアデザイナーにワンダーウォールの片山正通氏を迎え、これまでのA.P.C.の店舗をひとつにパッケージングしたかのような建築物となっている。
新たに設けられた中央のエントランスを突き進むと、左右れぞれの建物の入り口に繋がっていく。左側は、従来の無機質なイメージを残したイメージで、ブロックをガラスで囲い込んだインダストリアルなデザインで形成され、商品は主に、マガザンジェラルのアイテム(デニム類・CD・作品集など)が並んでいる。もう一方の右側のスペースは、コレクションラインを中心に展開。店内はウッドやモルタルが素材に使われていることあって、どことなくアットホームな雰囲気が感じられる。
かってパリを代表する建築家ポール・シュメトフが建築したショップの記憶は、片山氏のデザインによって再構築されたシーン(=部屋)に配置され、我々を快く歓迎し楽しませてくれる空間となっている。
Text:honeyee.com
Photo:Masaki Sato