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ジェフ・クーンズやリチャード・プリンス、ラリー・クラークにKAWSなどと、実に様々な著名なアーティストとともにセンセーショナルな手法でスケートデッキを世に送り出してきた〈Supreme〉。
その最新作で起用されたアーティストが、現代日本の外部性を浸透させ、コンテンポラリーアートの世界に旋風を巻き起こした村上隆と、村上的スタイルの正当な後継者としての存在感と批評性が見受けられるMr.である。
彼らを起用した理由を〈Supreme〉のディレクターであるジェームス・ジェビアはこう語っている。「もともと村上隆のアートワークのファンだったんだ。Mr.に関しては、あまり知らなかったんだけど、友人のKAWSに紹介されてから彼の作品を見るようになったんだ。リスクを恐れず我が道を行く尖ったスタンスがクールだと思ったよ。今回のプロジェクトに関しては、彼らが思い描く最高のデッキをデザインして欲しいとリクエストしただけ。その方がよりよいデッキが出来ると思ったからね」。
スケートボードというコマーシャルな意味合いも持つプロダクトを、独自の手法でアートピースへと昇華させた〈Supreme〉。なお「ハニマグ」第2号においても、〈Supreme〉のスケートデッキをフィーチャーした企画を収録。こちらもお見逃しなく。
Text:honeyee.com