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写真家・長尾迪と言えばUFCやHERO’Sなど格闘技の写真でよく知られるが、一方でアフリカ・ザンジバルの地に惹かれ、自身のライフワークとして現地のランドスケープや人々の暮らしを15年以上も撮り続けている。
そんな長尾のアフリカでの活動を、より多くの人に伝えたいーーそう考えたのが、長尾と公私ともに親交の深い宇野薫がディレクターを務める<UCS>。両者の共同作業により、長尾の膨大な作品の中から数点がセレクトされ、フォトTシャツとして新たな息が吹き込まれた。
この度制作されたフォトTは、UCSが持つ格闘技やカルチャーの視点から、長尾がザンジバルで展開している柔道普及活動のシーンや、アフリカの民族のコミュニティの強さを表現。現地の情景がリアルに映し出されたモノクロの写真はなんとも味わい深く、アートやファッションからのアプローチによる従来のフォトTには無い力強さが感じられる。
Text:Issey Enomoto
Photo:Kazuo Shimamoto