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「音楽とファッションの融合」をコンセプトに掲げるデザイナー、ブランドは数あれど、表面的なモチーフではなく、スピリットの部分で表現しているとなると、そういくつもは存在しないだろう。ましてや、いわゆるストリートスタイルではなく、モード的なトレンド要素も含みながらデイリーに着ることのできるベーシックウェアの提案となると、さらに限られる。
そのひとつが、このuselessであることは間違いない。
音楽、ファッションの2つのシーンに歯車が噛み合うようにリンクした同ブランドの春夏はプリントTシャツからスタート。
なかでも80年代ニューウェーブシーンにおいて、衝撃的なアルバムをリリースした伝説のバンド“POP GROUP”の曲名をスタイリッシュなタイポグラフィで表現したアイテムは、uselessというブランドのアイデンティティを表現した秀作だ。
Text:honeyee.com