honeyee.com ｜Web Magazine「ハニカム」

毎回、趣向を凝らしたエンタテイメント性溢れる見せ方で話題を呼んでいるユニクロの展示会。今回、会場にはラフォーレミュージアム六本木をチョイス。ファッションショーやコンサート、セミナーなども行える広大な同会場に巨大な迷路を作り、テーマ毎に設けられた部屋を巡りながら、宝探し感覚で最新コレクションを楽しむ、というもの。

まず入り口では、各部屋への道しるべとなる「Treasure Map」を受け取り、展示会場へ。「Treasure Map」と通路のヒントを頼りに、各所に飾られたアーティストによる作品を眺めながら、各部屋を巡る。子供部屋には子供服、バスルームにはアンダーウェアなど、お部屋のシチュエーションに合わせた商品がズラリと並ぶ。その他にも、ユニクロの特性パッケージが施されたミネラルウォーターや、新たなデザイナーを迎えた「Designers invitation project」も展示されるなど、見所は満載。まるで、テーマパークを楽しむように、最新コレクションを堪能させてくれた。しかも、各部屋のアイテムを１つづつお持ち帰りできるとあって、来場者の目はかなり真剣。

シーズン毎に行わなければいけない通例行事ともいえる展示会を、ここまで大規模に、かつ遊び心に満ちた手法で行ってしまうのもさることながら、“自分に合った服を見つける”という買い物の原点とも言える喜びを、こんなカタチで表現するユニクロの目の付け所はサスガである。