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音楽プロデューサー×フィーメルヴォーカリスト=“DIVA誕生”という方程式による新人アーティストが相変わらず大量生産されているわけだが、このコは違う。彼女の名は“鮎瀬梢”。自ら作詞、作曲、アレンジの全てを手掛け、しかも、歌って踊れて、なおかつグッドルッキンという、弱冠21歳の新世代クリエイターだ。
4月19日にリリースされるデビューシングル「boyfriend」では彼女の才能に惚れ込んだテイ・トウワが、プロデューサーではなく「クリエイティブディレクター」としてクレジットされている。この辺りのハナシはハニカム掲載のテイ・トウワ氏インタビューを参照されたいのだが、要約すると「作詞作曲/アレンジが自分でできる彼女を僕が“プロデュース”する必要はない」とのこと。つまり、彼女は“ホンモノ”だから虚像を作る必要は無いというわけである。そのストレートな言動(“毒舌”ともいう?)で知られるテイ・トウワが、こう語るのだから鮎瀬梢がかなりの逸材であることは間違いない。
さて、そのデビューシングル「boyfriend」は軽やかなダンスビートとコシのあるグルーヴ、そしてなによりもナチュラルなメロディに重なるみずみずしい歌声が印象的なダンスポップチューン。すでにラジオ等でヘビーローテ中なので耳にした人も多いだろう。この度リリースされるシングルにはカップリングとしてRASMUS FABERのREMIXも収録。こちらもハイクオリティな仕上がりで“クリエイティブディレクター/テイ・トウワ”のディレクションの冴えが見える。
というわけで、この超大型新人“鮎瀬梢”をハニカムではプッシュします。
Text:honeyee.com