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HECTICプロデュースによるセレクトショップJUGMARTが、去る12月2日に名前を『JUGMART　THE HOME』に改め、移転リニューアルを行った。場所は、竹下通りを抜けてすぐ。信号待ちをしながら左上を見上げると窓の向こうから特大サイズのBIG BOYがお出迎えしてくれるはずだ。

セレクトされているのは、POLO RALPH LAUREN、RUGBY、FPANKLIN&MARSHALLといったインポートブランドの定番から、Acapulco Gold、10DEEPといった新進気鋭のNYブランドなど。月1程のペースで、NYを中心にスタッフ自らが必ず現地に赴き、自らの足で稼いだ情報と共に商品を持ち帰る。ブランドものでなくとも自らの感性で良いと思ったものは、例えフードコートや露店で売られているおみやげであっても関係はない。確かにアナログな手法ではあるけれど、真摯にその姿勢を貫き通しているからこそ『JUGMART　THE HOME』には、買い付けによるセレクトショップの醍醐味である"何かが出てきそう"という宝探しにも似た期待感が常に漂っているのである。

また今春には、IN HOME OUTというオリジナルブランドの始動も控える。NYの空気感を取り入れたそのプロダクトは、買い付けによるセレクトショップだった初期のHECTIC時代より、現地で多くの物に直接触れてきたからこそ表現のできる逸品揃い。秋よりスタートをきったオリジナルの"ボディ"ブランド、BODYと共に『JUGMART　THE HOME』が持つ懐深さをまざまざと証明していくことだろう。