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NIKEはこれまで画期的なソールを開発するたびに、多くの注目を集め、飛躍的に成長を遂げてきた。ワッフルソールしかり、AIRしかり。最近では、裸足感覚を味わえるシューズとして話題を呼んだ『NIKE FREE』にはフレックスグループというソールが採用されている。
なかでもAIRの進化は止まることを知らず、当初のAIRに始まり、AIR MAX、AIR MAX 180、AIR ZOOMなど、常に新たなるAIRのあり方を開発・提示してきた。その最終形とも言えそうなのがAIR MAX 360だ。その名の通り、足底全面、つまり360度、目に見えるカタチでエアソールユニットが施された革新的なクッショニングシステムは、テクノロジーとしてのみならず、斬新なビジュアルで世界に衝撃を与えた。
そんなAIR MAX 360のソールを歴代のAIR MAXモデルに搭載する、というプロジェクトが今回ご紹介する『ONE TIME ONLY』だ。「The Originals」、「The Deluxe」、「Clerk Pack Colors」、「Limited Edition」の4シリーズで展開され、前者の3シリーズにはAIR MAX 90、AIR MAX 95、AIR MAX 97、AIR MAX 360がアッパーとして採用。注目の「Limited Edition」にはAIR FOOTSCAPE WOVENアッパーに使われている。
歴史に名を残してきた名作と、最先端のテクノロジーを融合させたプロダクトの数々。そこから見えてくるのは、単に目新しいものではなく、NIKEのユニークなアイディアを実現させてしまう確かな企業力と、「過去から未来を生み出す」という精神だ。
Text:honeyee.com