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ナイキとのコラボレーションなどに代表される、鮮やかなリミックス的手法で斬新なクリエーションを発表するドクター・ロマネリとセメント、木材、絵の具、ワックスといったありとあらゆる材料を使い、現代人のさまよいを独自の手法でキャンバスに表現するペインター、ホセ・パルラ。この、ともに6月13日生まれの2人のアーティストによるクリエイティブユニット“JUNE13”の新たなエキジビションが先日行なわれた。場所は、昨年行なわれたデビューコレクションと同じ、表参道の会員制サロンCELUX。
すでにJUNE13のアイコンとなっているホセのペイントが施されたレザージャケットに加え、今シーズンはvisvimとのコラボレーションによるシューズやDITAとのコラボレーションによるサングラス、さらには備前焼なども登場し、ロマネリとホセによるクリエイティブの世界がより広がりを持ち始めたことを強く印象づけるコレクションとなった。
すべてのアイテムにホセの手によるグラフィックが施されているため、どれも“一点もの”。JUNE13のコレクションはファッションアイテムというよりは“アート作品”に接する感覚で手にするのが正しいのかもしれない。もちろん、ファッションとしても実にスタイリッシュではあるのだが……。
エキジビション終了後も彼らのコレクションはCELUXで継続して販売される。
このアートとファッションの融合を是非、自分の目で確かめてみてほしい。
Text:honeyee.com
Photo:Kentaro Matsumoto
Photo:Kentaro Matsumoto