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プロダクトはもとより、完成度の高い内装からも、VISVIMの描く世界観を見事に表現していたショップ“F.I.L.”が、8月5日(土)に移転リニューアルオープンすることに。それに先駆けて7月31日に行われたレセプションパーティでは、新たなるF.I.L.を祝うべく、多くの業界関係者が訪れた。また、トミー・ゲレロのスペシャルライブも行われるため、会場はほのかな熱気に包まれていた。

ライブのオープニングにはスペシャルゲストとして名を伏せていた藤原ヒロシと9月にニューアルバムが控える小島“DSK”大介によるスペシャルユニットが登場。そして、なんと、藤原のヴォーカルをフィーチャーしボブ・マーレー『waiting in vain』、ジャクソン5『never can say goodbye』のカバーを披露!! このまさかの展開にステージを取り巻く観客たちは一瞬戸惑いを見せたが、次第に2人の繊細で熱のこもった演奏に引き込まれていった。

続いてはトミー・ゲレロ。来日ツアー中のトミーは自身のバンドのミュージシャンであるクインを引き連れて、自らのレパートリー6曲をプレイ。リラックスした表情での演奏であるが、グルーヴとサウンドの密度はなかなかに濃厚。“TG節”が熟成の域に達しつつあることを実感させた。

そして最後は藤原、トミー、クインによるセッション。ここでもやはり藤原のボーカルがフィーチャーされ、ポリス『every breath you take』のカバーなどをプレイ。途中、客席にいたナチュラル・カラミティの森俊二をトミーがステージに引っ張り、森は照れながらもシェイカーで参加。

拍手と歓声そしてピースフルな空気が新生F.I.L.の誕生を祝った、なんとも贅沢なオープニングパーティであった。

その後、参加者はモントークで行なわれたアフターパティに移動。このパーティの模様、そして、オープニング用に用意されたスペシャルアイテム、ディスプレイされたオブジェの秘密など、新生F.I.L.の詳細情報は近日公開予定。乞うご期待。

 

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