06 6/15 UP
ナイキがこの秋冬仕掛ける最新プロジェクト「NikeHeritage」が、6月12日(月)にプレス公開された。
「Nike Heritage」=“ナイキの遺産”と題されたこのプロジェクトは、ナイキ創立初期を支えてきた4人にスポットを当てている。オレゴン大学で陸上部のコーチを務めていたビル・バウワーマン、バウワーマンとともにナイキを設立したフィル・ナイト、ナイキの名付け親であるジェフ・ジョンソン、そして1970年代に大活躍した伝説的中長距離ランナーであるスティーブ・プリフォンテーン。この4人を軸に構築されていったナイキのクラフトマンシップ、ナイキスピリッツが築かれていく過程を、当時のプロダクトの復刻及び現代のテクノロジーを加味した新プロダクトなどで表現している。まさにナイキにとって原点回帰とも言えるコレクションだろう。
同日夜に行われたレセプションパーティでは、ナイキが所有するヴィンテージシューズが飾られ、プリフォンテーンと今回のプロダクトが交錯したイメージ映像流れ、DJとして登場したのは先頃アメリカでリミックスCDを発売したばかりの高城剛。W杯・日本×豪州戦の直前というほのかな緊張感と高揚感が相交わった独特の時間帯にもかかわらず、ナイキ流の“おもてなし”は見事に彩りを加えた。
なお、「NikeHeritage」コレクションは、6月15日(木)より、4日間限定で一般公開される。
Text:Hiroshi Yamamoto