サンフランシスコのクラブ・シーンをリードする人気レーベル<OM RECORDS>をフィーチャーしたパーティー、『om:tokyo』が、ウエストコーストの軽やかな風とともに日本に上陸。
出演アーティストは、DJに、今や<OM RECORDS>の看板アーティストへと成長を遂げ、ここ日本でも抜群の人気を誇るKASKADE、"歌って回せるスーパー・ウーマン"DJ COLETTE、"Mr. DUBTRONIC HIP-HOP"ことJ BOOGIEといったライナップ。
そしてライブは、今年KASKADEとJAY-Jの強力なバックアップでデビューを果たした"褐色の歌姫"ことLATRICEが登場。
イビザ、バルセロナ、マイアミ、ラスベガスといった世界中の有名都市で繰り広げられているセクシーで魅惑的なパーティーが、ついにTOKYOでも堪能できる!
といっても馴染みの無い人には「なんのことやら…」となってしまいそうなので、以下に出演アーティストのインフォーメーションを。
KASKADE
http://www.kaskademusic.com/
ハウス・ミュージックの発祥の地、シカゴで生まれ育ったRyan RaddonことKaskadeは、Frankie Knuckles、Marshall Jefferson、Ralphi Rosarioといった大御所勢の影響を受けて80年代の半ばからDJ活動を始める。大学の進学と共にソルトレイクへと移住してから、音楽活動へ専念するようになり、DJは勿論、レコード・ショップのオーナーといった立場で、ハウス・ミュージックを広げる活動を展開。そして、サンフランシスコへと移住してからは、<Om Records>のChris Smithと出会い、<Om Records>のA&Rも勤めるようになる。
サンフランシスコといえば、多くのハウス系アーティストが集まる聖地でもある。スタジオ・ワーク、DJパーティー~プライベートまで共に過ごす仲間は、Mark Farinaを始め、Miguel Migs、Jay-J、Julius Papp、David Harness、Andy Caldwell等、現代のハウス・シーンを代表するクリエイターだ。
中でも、Miguel Migsが運営する<Naked Music>と<Om Records>は、よく同系統に語られる事が多い。1stアルバムの表題曲でもある「It's you, It's me」は、大ヒットを記録。その他にも「Steppin' out」等の人気タイトルを残している。また、MIX CD も『San Francisco Sessions Soundtrack to the Soul:Music』に引き続き、『house of om』をリリースして好評を博している。
COLETTE
http://www.djcolette.com/
<Om Records>より昨年デビュー・アルバム『HYPNOTIZED』をリリースした、“歌って回せる”スーパーウーマン、DJ COLETTEだ。アメリカ中西部を中心に活動する敏腕クリエイター達が制作を手掛けた極上のバック・トラックと、彼女の天使のようなメゾ・ソプラノ・ヴォイスとの相性もこの上なく申し分ない。現在はLA に活動の拠点を移し、最近はモデルとしても活躍中のDJ COLETTE。この全く新しいタイプの女性アーティストの今後の活躍に期待せずにはいられない。
J BOOGIE
http://www.jboogie.com/jboogie/
J BoogieのプロジェクトDubtronic Scienceはヒップホップのグルーブ、セクシーダブ、そしてあなたのベッドタイムに合うビートが最高にブレンドされている。10 年以上のキャリアをもつDJもcitysearch.comによる
「サンフランシスコ・ベストラジオ&クラブDJ」の投票で上位を収めたり、SF BAY GUARDIANによる「ベスト・ヒップホップラジオ・ショー」に選ばれたりしている。J Boogie (AKA Justin Boland) は今最もベイ・エリアの音楽シーンの明るい未来を背負ったアーティストである。
LATRICE
http://www.latricebarnett.com/
ひとたび耳にしたら決して忘れることの出来ない、都会的で洗練された美しい声のヴォーカリスト。彼女が1998年から2003年までメイン・ボーカルを担当した、サンフランシスコを拠点に活動するネオ・ソウル・バンド、FIVE POINT PLAN は、2枚のフル・アルバム(『Five Point Plan』、『Rare』)を残し、SADEやBB KING、LOS AMIGOS INVISIBLESといったビッグ・アーティストのサンフランシスコ公演時の前座も務めている。2001 年からはグループの活動と並行して、KASKADEや<Om Records>に所属するANDY CALDWELL、元H-FOUNDATIONのHALO、そして2001年度のグラミー賞のベスト・リミキサー部門にノミネートされたJAY-J といった、アメリカ西海岸のディープ・ハウス・シーンを代表する敏腕DJ/プロデューサーの作品にフィーチャーされ、彼らが制作するエレクトリックなハウス・トラックの上で艶のあるソウルフルな歌声を披露している。特に、2002 年にJAY-J FEATURING LATRICE BARNETT名義でUKの名門レーベル、<DEFECTED>からリリースされた「KEEP ON RISING」は、世界中クラブヒットを記録した。
そして2006年、LATRICE BARNETTがフル・アルバム『ILLUMINATE』を携えてついにソロ・デビュー。プロデューサーはKASKADEとJAY-Jに加えて、ウエストコースト・ディープ・ハウス・シーンの貴公子、MIGUEL MIGS。