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春から夏にかけアディダスが強力に展開するプロジェクト『アディカラー』。そのリリースに関する全貌はすでに紹介したが、その『アディカラー』の魅力、あるいは可能性の表現の場として、"カスタマイズ" アディカラー フォトギャラリーが４月８日から開催される。
これは、写真作品という手法を通じて、『アディカラー』の持つ無限の可能性を表現するイベントで、８人のフォトグラファーが、『アディカラー・ホワイトシリーズ』を、思い思いの視点で "カスタマイズ"し、撮影した作品を全国のアディダス オリジナルスショップにて展示するというものだ。
注目の参加フォトグラファーには、木暮徹、蜷川実花といった国内を代表する写真家から、俳優の永瀬正敏、visvimデザイナーの中村ヒロキ、fragment designといった写真が専門ではないが独自の美意識を持ったクリエイターたちが名を連ねる。
ストリートカルチャーのさらに先を見据えたチャレンジングなエキジビションとして、一見の価値は多いにある。

●参加フォトグラファー

小暮 徹
1946年千葉県生れ。フランスで1年間活動し、1976年帰国。以後フリーのフォトグラファーとして国内外を代表する数多くの雑誌、広告、テレビコマーシャル撮影に携わり、現在に至る。

永瀬 正敏
1966年宮崎県生まれ。1983年、相米慎二監督『ションベンライダー』でビュー。
1991年、山田洋次監督『息子』にて、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞助演男優賞など数々の賞を受賞。04年山田洋次監督『隠し剣鬼の爪』(04)にて日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。http://www.rocket-punch.co.jp/

中村 ヒロキ
ファッションブランド〈visvim〉のディレクターとしてスタイリッシュで知的なコレクションを展開する。そのアーティスティックなコレクションは〈トーキョー・アーバン・カジュアル〉のアイコンとして世界的に認知されている。http://blog.honeyee.com/hn/

蜷川 実花
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。第7回写真ひとつぼ展グランプリ、写真新世紀優秀賞、コニカ写真奨励賞、木村伊兵衛賞など受賞。現在、ファッション誌、CDジャケット、広告を中心に活躍中。http://ninamika.com

P.M. Ken
1990年 フリーランスフォトグラファーとして活動開始。デジタルカメラとMacintoshを駆使した合成写真の草分けとして、「VOGUE」をはじめ、主にファッション、音楽のビジュアルワークに携わる。http://www.pmken.com/

前田 晃
1973年愛知県生まれ。フォトグラファー久保木浚介氏に師事ののち、2000年からフリーとして活動。ファッションブランドのカタログや、CDジャケット、雑誌などで活躍中。

fragment design (Kojiro, Hiroshi Fujiwara)
DJ、音楽プロデューサーとして活動する藤原ヒロシ氏が主宰するデザインユニット。毎シーズン様々な洋服ブランドのデザインも担当。

Leslie Kee
1971 年シンガポール生まれ。1997年東京ビジュアルアーツ専門学校卒業後、フォトグラファーとして活動を始める。現在は東京をベースにニューヨークやアジア各国で活動している。