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オンラインのみでセールスを行うファッションブランドCITERA®がローンチされた。クリエイティブ・コンサルティングファーム「LOWERCASE」主宰の梶原由景がクリエイティブ監修、visvim創業時のメンバーで、独立後はデザインや音楽の領域で活動してきた永直樹がディレクションと企画を手がけている。

「アクティブ・トランスファー・ウェア」というキーワードのもと、スタンダードなスタイルを機能的にアップデートさせたアイテムを提案するCITERA®。永直樹は同ブランドについて、「例えばアウターが軽くて暖かければ、中にあまり着込まなくてもよく、室内や飛行機の中では薄着で快適に過ごせます。そういった都市内の、あるいは都市間の移動による環境の変化に対応する、軽快なスタイリングをイメージして、コレクションを製作しました。プロダクト自体の動きやすさも含め、テーマは"移動=トランスファー"です。適度なスペックの機能素材と、ストリートでもモードでもないニュートラルなデザインで、リアルなデイリーウェアとなっています」と語る。

ブランドのアイコンとなるアイテムは、ストレッチ性があり、質感が上品な、POLARTEC®社のNeoShell®を使ったハードシェルパーカー。防水仕様で、タブレット用のポケットを備えた、利便性の高いアイテムだ。そのほか、ストレッチ性やと速乾性に優れたスウェットパーカー、PC等のデバイスを運ぶのに最適なバックパックといった、ベーシックでスタイリッシュなアイテムがラインナップしている。

なお、CITERA®オンラインストアの開設を記念したリミテッド・ストアが、9月4日（日）まで、BA-TSU ART GALLERYを会場にオープンしている。このリミテッド・ストアでは、デビューコレクションを全アイテムを展示しているが、プロダクトはその場で販売せず、オンラインストアから注文を受け付ける。会場に設置されたiPadからオーダーすることも可能だ。

text: Ryu Nakaoka