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BEAMSの創業40周年を記念したSchottとのコラボレーションモデルは、ワンスターならぬフォースター。最初の発売から半世紀の時を経て、ワンスターが新たな進化を遂げた。

1913年にアーヴィン・ショットとジャック・ショットの兄弟が創業したブランド、Schott。実は、フロントジッパーを採用したライダースジャケットの生みの親である。代表作として広く知られるワンスターは、星形のスタッズをエポレットにあしらったモデルで、1950年代に発表されたもの。映画『乱暴者』でマーロン・ブランドが着ていたのもワンスターだったと言われている。

そして、今回リリースされるのは、星のスタッズが4つに増えたフォースター。BEAMS創業40周年の"4"とかけたもので、両肩のエポレットのほか、胸元の折り返し部分にも2つの星が配されている。見た目のゴージャスさもさることながら、Schottとワンスターの歴史を知る者ならば、そのスペシャル感に胸が躍ることだろう。

色褪せることのない定番に現代的なエッセンスをプラスすることで、新たな魅力が生まれた、これぞ真のコラボレーションモデル。ライダースジャケットの人気が高まる昨今、どうせならこれくらいスペシャルなものを着こなしたい。発売は9月上旬の予定。

text: Yusuke Matsuyama