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この数年、NOTO軍タイプのナイロンストラップの爆発的な人気から、ファッションと時計の関係に変化が生まれつつある。その新しい傾向を製品としてカタチにした好例の一つが、昨年デビューしたジバンシィ バイ リカルド ティッシの「ジバンシィ セブンティーン ウォッチ（GIVENCHY Seventeen watch）」であろう。

ミリタリーウォッチを彷彿するデザインに加え、ユニセックスでの着用が可能という、時計メーカーとは趣の異なるユニークな時計を開発。また、近年の時計のトレンドとして、ケースサイズの巨大化が目立つのだが、このシリーズはケース径40mmとやや小振り。それでいてストラップの幅が22mmと、ありそうでなかった好バランスが光っている。なお、ケースはステンレス製、ムーブメントはクォーツ。ストラップはナイロンとレザーと2つのタイプが付属する。

この春は、2つの新色が登場。ファッションブランドらしい美しいカラーリングと、
マスキュリンかつフェミニンという2つのテイストが重なる、この時計らしい個性が楽しめる。

text: Tsuneyuki Tokano