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先日発表された2013S/Sコレクションにて、完売アイテムが続出し、爆発的なヒットを記憶した「サンローラン（SAINT LAURENT）」。メンズにおける初のランウェイを行なった2013F/Wコレクションは、日本国内では、阪急メンズ大阪 サンローランをはじめとする関西エリアが7月19日（金）、サンローラン 表参道をはじめとする関東エリアでは7月20日（土）にローンチを予定している。発売前から話題を集めているアイテムが続出しているが、それらのお披露目の前に季節柄からも押さえておきたいのが、こちらに並ぶ新作のTシャツとジーンズだ。

はじめに触れておきたいのが、先日発売された「グライムス（GRIMES）」に続くコラボレーションとなった、グラフィックデザイナー「ブライアン・ロッティンガー（BRIAN ROETTINGER）とのTシャツ。柄物のトレンドともリンクする抽象的なグラフィックの全面プリントは一歩先を行く見事な提案。もう一方のTシャツはアーティスト「ディラン・ライリ（DYLAN RILEY）」との一枚。シニカルなモチーフを散りばめたグラフィックはシックな着こなしとジャストフィットする。すでに爆発的な人気を獲得しているジーンズのコレクションからは、ランウェイでの着用で話題となった裾幅15.5 cmの超タイトなスキニージーンズが早くも登場する。

まったくブレのない世界観と独自のリアリティが息づく新生サンローランのコレクションは、わずか2シーズンにして、絶大なポテンシャルをシーンに提示している。

photo: Masaki Sato
text: Tsuneyuki Tokano