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1960年代からメディアやジャンルを縦横無尽に横断して、日本のカウンターカルチャーシーンを牽引し続けている伝説的アーティスト田名網敬一。そんな同氏にフィーチャーしたエキシビジョン「Burlesque」が、4月6日（土）からSTUSSY原宿CHAPTER 2Fにて開催される。

ここ数シーズン、STUSSYがブランドのバックボーンにあるアートをファッションとリンクさせてきたゲストアーティストシリーズからのスピンオフ企画として実現。50点の新作ドローイングを中心に、キャンバスプリント、近作のペインティング、立体作品を展示。自身の創作活動の原点とも言えるドローイングに対して、「私にとってドローイングすることは食べることと同じことかもしれない。色鮮やかな食卓をながめながら、空腹が満たされてゆく時のなんともいえない満足感と幸福感、ちっぽけな悩みなど一瞬にして消し飛んでしまう。筆から放たれた線描は、私の意志とは関係なく空間を自由自在に飛翔し、想像外の展開をみせるのである。目の前に散乱した多彩なドローイングをみていると、御馳走のならんだ食卓をみているような幸せな気分になる。」とエキシビジョンに先駆けてコメント。もちろん会場限定となる歴史的なコラボレーションTシャツも発売されるなど、オリジナルコンテンツが満載。

またSTUSSYでは今後も同様の取り組みを継続していくとのこと。まずは、本展に足を運び、今後の展開を楽しみにしたいところだ。

photo: Toshiaki Shiga (S336)
text: Naoki Otobe