honeyee.com｜Web Magazine「ハニカム」

visvimのディレクター・中村ヒロキが今季コレクションを展開する上で大きなインスピレーションとなった日本の和のテイスト。世界的にも伝統的な衣装が多く残る日本のエッセンスがビズビム独自のフィルターを通すことによって、まったく新しいモダンなプロダクトへと生まれ変わる。

中でも象徴的なアイテムから、注目のスポット商品が4月11日より伊勢丹ステージにて先行発売される。紡績から開発した8オンスデニム生地を使用し、タイトに仕立てられたアームホールなどの現代風アレンジが効いた野良着風アウターのSS NORAGI ONE WASH、リネンとレーヨン混の生地に本藍染めした作務衣風シャツのLHAMO SHIRT、そして、1960年代のアメリカ製のモカシンコンストラクションのワーキングブーツからインスパイアされたGRIZZLY BOOTS MID-FOLKなどが展開予定。

あわせて、昨年のGYREでの展覧会でお披露目された、ブランド設立10周年記念のアーカイブ本の展示販売も予定されている。今や日本を代表するファッションブランドであるvisvimが世界へ改めて提示する、和の技術・素材・テイストによる新たな世界観をぜひ体感して欲しい。

photo: Masaki Sato


text: Akihiro Hayashi