honeyee.com｜Web Magazine「ハニカム」

伝統文化を有する京都で、約一世紀半に渡り服飾文化において重要な役割を果たしてきた老舗百貨店・藤井大丸。創立140周年迎えた今年、クリエイティブエージェンシー"LOWERCASE"とタッグを組み、百貨店・ファッションリテイラーへの提案および再定義を行う。

"HOUSE OF LOWERCASE"と銘打たれたこのプロジェクトは、既に10/1より"LOWERCASE:THE POP-UP SHOP"として先行プレビューされており、東京を代表するクラフトマンシップ、吉田カバン"PORTER"によるエクスクルーシブな新作2モデルが展開中。日本の伝統染色技術と、イノベーティブなライフスタイルを具現化している。

そしていよいよ10/13からは、フルラインナップでの本格展開が始まる。高蔵染とコラボレートしたNSWのTシャツや、限定カラー（ネイビー）のAIRWALK「デザートブーツ」などを展開し、先進的クリエイティビティと京都の伝統の融合を試みる。

またグランドオープンに併せて、先の展覧会でも好評を博したフォトグラファーP.M.Ken氏によるエキシビション"CROSS POINT"が開催される他、13日夜にはSilent Poets下田法晴氏、Little Tempoセイジ・ビッグバード氏によるユニットmintosをDJに迎えたイベントが「flowing KARASUMA」にて開催される。

「伝統」とこの先の「今」。"HOUSE OF LOWERCASE"では背反する概念を融合させ、新たな方向性を見出す。

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