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WOLF＋LAMB、Soul Clapを中心に、Navid Izadi、Pillow Talk、Slow Hands、Tanner Ross、No Regular Playといった、(非常に濃い)周辺アーティストによって結成された"CREW LOVE"。レイドバックしたディスコ、ハウスミュージックを中心としながらも、プライベートなラウンジやプールサイドでのパーティから数万人規模の大型フェスティバルまで、そのバラエティ豊かな高い音楽性とカラフルなヴィジュアルで、世界中からオファーが絶えないパーティクルー／ショウケースだ。

そんな彼らをいち早くフィーチャーし、毎回所属アーティストをゲストに迎えて開催してきた"LiLiTH"は、回を重ねるごとに互いの音楽性への(同時に人間性の)理解を深め、現在では"Crew Love Far East"の異名を得るなど、いわばCREW LOVEと相思相愛の関係を築き上げているアジアで唯一のパーティといえる。昨年も数々の熱狂的なフロアを作り上げてきた彼らだが、中でも特筆すべきは2014年1月、WOLF＋LAMBとSoul Clapを迎えての開催だろう。12時間に渡り続いたこのパーティでは、その長さを感じさせることのないグルーヴ感溢れるマジカルな時間に終始し、これ以上ない形でCREW LOVE の世界観を国内のシーンにプレゼンテーションしたと同時に、CREW LOVEとLiLiTHの関係がより一層強固なものになった一夜であった。

そして2015年1月31日(土)、CREW LOVEより再びSoul Clapが登場する。今回は"All night long with Soul Clap Records"と銘打ち、 CREW LOVE所属の最年少アーティスト(1990年生まれ！)であるNick Monacoを引き連れての来日。昨年発表されたNick Monacoの1stアルバム『Matig Call』は、ブルースやファンク、ディスコブギーを昇華した内容で様々なメディアから大絶賛され、CREW LOVEおよびSoul Clap Records発の次世代アーティストとして世界中から注目を集めている。当日は自らマイクを握り、アルバムの内容を踏襲したライブセットを披露する予定。もちろん、先日33年ぶりに発売されたFunkadelicのニューアルバムにも参加するなど、アーティストとしての地位を一つ、二つとステップアップさせたSoul Clapのプレイも必見だ。

また国内からはLiLiTHの唯一にして絶対的信頼を誇るレジデントDJのNaoki Serizawaに加え、昨年リリースした1stアルバム『Magic Hour』が絶好調のYOSAがメインフロアにて共演＆サポート。その他、CHIDA、ShigeoJD、SISIらが出演するラウンジフロアやNoMadフロアなど、どこまでも隙のないラインナップとなっている。激しく踊ることばかりが主流とされているダンスミュージックシーンを横目に、リラックスしてグルーヴに身を任せながら、好きな人たちと好きなようにダンスするという価値観を提唱するCREW LOVE、そしてLiLiTHの世界観を、是非お見逃しなく。

text: yk