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昨年11月に初音ミクを起用したボーカロイド・オペラ「THE END」をパリのシャトレ座で発表した音楽家・渋谷慶一郎。今年4月には、同じくパリにある美術館、パレ・ド・トーキョーで現代美術家・杉本博司とのコラボレーションによるコンサートを開催し、話題を振りまいている。

その渋谷が、今秋10月20日に待望のソロコンサートをパリで行うことが発表された。会場は「THE END」と同じく、パリで最も古い歴史を持つ名門・シャトレ劇場。詳細はまだ発表されていないが、ピアノとコンピュータを駆使した内容で、ピアノソロから数多くのサウンドトラック、THE ENDのニューアレンジなど代表作を網羅したものになる模様。また同時に、このコンサートのための新曲もお披露目予定だとか。

さらに、今週7月4日にはパリのJapan ExpoでTHE ENDにTV放映バージョンが上映され、翌5日にはフランス大手テレビ局であるFrance 4での放送も決定している。パリでは初となる本格的なソロ・コンサートを秋に控え、フランスでの注目が集まる渋谷から目が離せない。